爪水虫 市販薬 治療

白癬菌の6個の特徴

白癬菌の6個の特徴

爪水虫の要因は白癬菌です。
この白癬菌には、どのような特徴があるのでしょうか。

 

1、高温多湿が好き

カビですから、温度が高くジメッとしている環境を好みます。

 

白癬菌は足に留まらず色々な部位に感染し、場所によって病名が異なるので、
後から「要因は白癬菌だ」と聞かされて、驚く事もあるかもしれません。

 

最も有名なのは水虫でしょうが、これは足の裏が靴や靴下のせいで、
高温多湿になりやすい事が原因です。また、汗腺が集中している事も原因です。

 

ちなみに、裸足であっても足の湿度は80パーセントオーバーと見られています。
そして、靴を長い時間履いていると、靴の内側の湿度は
ほぼ100パーセントになってしまうと言われています。

 

2、ケラチンを餌にする

白癬菌はケラチンを餌にします。ちなみに、ケラチンとはたんぱく質の一種です。

 

このケラチンは、毛髪、爪、掌、そして足の裏に集中しています。

 

人間の身体にできるカビにも複数の種類がありますが、
ケラチンを餌にして殖えるのは白癬菌が唯一です。

 

そんな白癬菌ですが、ケラチンに飽き足らず角質層の内部にまで侵入してしますので、
滅菌して治すのが困難なのです。

 

3、死んだ細胞に住み着く

白癬菌が入り込めるのは角質の中までで、それ以上は侵入できません。
なぜなら、死んだ細胞の内部でしか白癬菌は動けないからです。

 

角質層は原則死んでいますから、白癬菌が侵入できますが、
それよりも奥の肌細胞は生きていて、免疫力があるので
白癬菌はそこでは活動できないのです。

 

角質化が酷い足、爪、髪の毛等で白癬菌が繁殖しやすいのはこのためです。

 

4、白癬菌は殺しにくい

白癬菌が角質層に侵入するまでには、それなりの時間を要します。

 

まず繰り返しになりますが、高温多湿の状態だと白癬菌動きやすくなります。
ですが、入浴などで流される事も多いので、結局侵入しなかったり、
侵入に時間がかかったりする事も多々あります。

 

そして、足の場合は侵入には24時間前後かかると見られています。
また、別の部位の場合は、それほど高温多湿ではない事が多いので、
もっと時間を要します。

 

これだけ効くと、そこまで怖い菌ではないようにも思えますが、
一度角質層に侵入すると、奥部まで頑固に感染するので、
洗っただけで殺すのはほぼ不可能です。

 

原則、菌が存在している角質層そのものを取り除かなければ、
白癬菌を取り除く事が出来ないので、治療が難しいのです。

 

また、肌の白癬菌もそうですが、爪の内部の白癬菌を除去するのはもっと困難です。

 

5、白癬菌は、やはり普通は殺せない

カビの菌は一般的な「細菌」よりも生命力が高いため、
一旦抑え込む事はできても、完全に殺す事はまずできません。

 

市販の消毒剤程度のものには、白癬菌を滅菌できるような効果はありませんので、
症状を和らげたり、進行を遅らせたりするくらいの効き目しかないものと捉えましょう。

 

6、冬場でも生きる

高温多湿を好むため、繁殖力が下がるという事は確かですが、
冬場でも人間に付いた白癬菌は高確率で生存します。

 

ただ、人間は当然冬場でも新陳代謝をしていますから、繁殖力が下がっている分
「白癬菌の付いた角質が剥がれて症状が和らぐ」という現象は起きやすくなります。

 

ただし、とにかく白癬菌自体はほぼ間違いなく生存しています。

 

ですから、また厚くなってきたり、靴や靴下などのせいで高温多湿になる事が多くなれば、
また爪水虫などがぶり返す恐れがあります。